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18. カバという福音


夜中に酔って個人タクシーに乗った時に流れている番組という認識だった「ラジオ深夜便」を、愛聴するようになって数年。民放のテレビをうるさく感じるようになってNHK以外はあまり見なくなり、行き着いた先がラジオという、10代20代には思いもしなかった落ち着きを、年齢というのは獲得するものですね。

私には、今が、カバ適齢期だったのかもしれません。

さて少し前、「ラジオ深夜便」で島崎藤村作詞の「椰子の実」が流れました。
「 ♪ 名も知らぬ〜遠き島より流れ寄る椰子の実ひとつ」のアレです。
夜も深い、というより朝が近いその時間。
衝撃を受けるくらいに遅ーいテンポでした。
小学校で歌った時点でゆったりした曲でしたが、
昔なつかしのレコードの回転数、45回転のところを33回転でかけてしまったよう。
私の肺では「名も知らぬ」のワンフレーズさえ、きっと息継ぎなしにはもちません。

遅すぎるという違和感が薄れると、やがて快感に変わります。

「ああ、カバ時間…」


こうやって何かにつけてカバに結びつけるわりに、カバ歴の浅さもすぐ露呈します。
つまりこのブログが沈黙した2週間、
入稿作業に追われては焦る私にたいし、
ヒポミさんがカバの視座でユルめてくれる、
これを何度も繰り返してしまったのです。

カバに慣れ親しみ、かばフィルターでいろんなことを見られるようになったとき、
ヒポミさんのような大きな優しさを手に入れることができるでしょうか?!

ヒポミさんの場合、もともとの素質がカバに向かわせたのだと思うものの、
私にもいつか、カバの恵みがあらんことを! アーメン。




ミニミニかば.jpgミニかば.jpg電話の上で一年半も仕事を見守ってくれてるミニかば
体調3cm(右が全長)

おかばさまでもうすぐ色校です。

東急ハンズからやってきた時は2体でした。
汚いデスクの上で1頭が行方不明です。
社内にいることは確実なんだけどなー






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